文学部の概要
初年次教育
文学部では「初年次教育」の3本柱として「学びの扉」「知へのパスポート」そして「知のナヴィゲーター」という科目を開設しています。
「学びの扉」「知へのパスポート」は各自が学問の方向性を定め、専修を選択する道しるべとなるような講義・演習科目です。「知のナヴィゲーター」は、どの専修に進むかにかかわらず、文学部で大学生として学ぶためにぜひとも必要な「学びの技法=study skill」を確実に身につけるための科目です。
大学での学びは、ノートをしっかりとる、研究文献を効率的に読む、知識や考えを理論的に文書にまとめる、調査や分析内容をわかりやすく発表する、建設的な議論を展開するといった主体的な取り組みを必要とします。これらは高校までの学習姿勢と大きく異なるため、それなりの訓練によって技術として身に着ける必要があります。「知のナヴィゲーター」は少人数制(約25名)のクラスで受講生の主体的な授業参加を促しながら、このようなスキルをしっかりと教授します。
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資格関連科目
専門分野で活躍するための多彩な資格取得プログラムを用意しています。
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共通教養科目
学部の枠を超えた幅広い教養を身につけます。
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総合人文学科目
幅広いテーマが用意された学部共通の選択科目です。学際的な知識の修得をめざします。
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外国語科目
英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、中国語、朝鮮語より2言語選択します。
1年次
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学びの扉(各専修入門講義)
それぞれの専修でどんなことが学べるのかを知ることができる講義科目。
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知へのパスポート(各専修入門セミナー)
各専修の研究テーマやアプローチを学ぶ、少人数制の演習科目。
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知のナヴィゲーター(文学部導入セミナー)
レポートの書きかた、発表のしかたなど、どの専修でも必要となる基礎能力を養います。
1年次の学びから、希望の専修を選択。希望は最大限に尊重します。
2022年度は約93%の学生が第1志望の専修に進みました。
2~4年次
同時に他専修の専門教育科目も履修可能です。
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専修研究必修<2~3年次>
専修の専門研究を深めて、学問的なアイデンティティを形成する講義科目です。各専修の学生のみのクラスで、丁寧な指導を行います。
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専修ゼミ必修<2~4年次>
専修教育の中心となる演習科目です。徹底した少人数教育により一人ひとりの研究テーマを発見し、卒業論文執筆につなげていきます。
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専修関連科目選択<2~4年次>
専修独自の専門性の高い内容について学ぶ科目です。
専修の枠を超えて他専修の科目も履修できます。