関西大学 文学部

教員紹介

心理学専修

  • 加戸 陽子教授 Yoko Kado

    • 教育内容

      注意欠如/多動性障害や自閉症スペクトラム障害などの神経発達障害を中心として、さまざまな障害の臨床特性およびそれにもとづく支援の視点について解説します。また、神経発達障害をめぐる研究動向についても紹介しています。

    • 研究テーマ、概要説明

      さまざまな障害をかかえる方々のニーズに適した支援を検討していく上で、客観的な評価手法による実態把握は欠かせません。注意欠如/多動性障害や自閉症スペクトラム障害を中心として、各種神経発達障害をともなう子どもの神経心理学的アセスメントによる認知特性の解明に取り組んでいます。

    • ひとこと

      多彩な学問領域を有する本学部での学びを満喫してください。

  • 串崎 真志教授 Masashi Kushizaki

    • 教育内容

      心理学を広く学ぶことを通して、多様な価値観を理解し、バランスの良い柔軟な見方をできることを目指します。自分で調べて考える力と、心理学的な俗説を見きわめる力の修得に主眼を置いています。

    • 研究テーマ、概要説明

      (1)人の気持ちを理解できたり理解できなかったり、信頼したり不信感をもったり、協力したり裏切ったり、仲良くしたりけんかしたり、といった共感(あるいは共感できない)行動について、(2)元気になったり落ち込んだり、希望をもったり投げやりになったり、頑張ったり頑張らなかったり、といった前向き(あるいは後ろ向き)な気持ちについて、(3)それらに影響する要因に関心をもっています。

    • ひとこと

      人間観察したり自分をふりかえる作業が好きな人は心理学向きです。

  • 菅村 玄二教授 Genji Sugamura

    • 教育内容

      基礎から上級レベルまでの実験実習や臨床心理学の講義などを担当しています。心理学実験の方法、行動観察法、調査法のほか、臨床心理学の歴史、心理検査と診断の方法、診断基準、代表的な心理療法を解説しています。

    • 研究テーマ、概要説明

      身体の動作や感覚に関する心理学に関心があります。たとえば、うつむいた猫背の姿勢をとると、実際にうつ気分が増すことがわかりました。「怖くて背筋が凍る」と表現するように、冷感が恐怖感情をもたらすかなども実験を進めています。身体感覚に意識を向ける瞑想法や、姿勢の調整や呼吸法を採りいれた臨床技法の実証研究もしています。一方、神道を背景とした日本古来の伝統文化や日本独自のマンガ文化などの研究も進めています。

    • ひとこと

      正しい姿勢で、メンタルヘルスに気をつけて、マンガでも読んでください。

  • 比留間 太白教授 Futoshi Hiruma

    • 教育内容

      人間の心に関する様々な理論と、その理論を生み出すきっかけとなった研究、そして、その研究を実行するための研究方法を学ぶことを通して、心理学的に思考する知識と技術を自分のものとすることを主眼としています。

    • 研究テーマ、概要説明

      言語と思考との関係を研究しています。言語は思考にとって重要な道具です。道具は使い方によって、機能が変わりますが、言語も同様です。たとえば、グループで協働して思考する場面では、単に意見を述べるだけでなく、その理由の説明を加えることが重要であるとわかっています。このような言語の使い方をより詳細に把握するため、特に、言語の語彙文法構造に注目しています。最近では、言語に加えて、絵や写真といった記号の使用にも関心を広げています。

    • ひとこと

      気になることをメモして、それらの共通点を探求する習慣を身につけてください。

  • 松村 暢隆教授 Nobutaka Matsumura

    • 教育内容

      才能教育と発達障害の特別支援教育、および個性化教育を相互に融合させて、個人の多様な「認知的個性」の発達の観点から、教育研究・実践の理論・実践方法について検討します。

    • 研究テーマ、概要説明

      幼児期の認知発達の研究から、アメリカ等の才能教育やMI(多重知能)の理論・実践へと展開し、最近は発達障害と才能を併せもつ生徒対象の2E(二重の特別支援)教育に関する研究に重点を置いています。「認知的個性」の観点から、才能教育、特別支援教育、個性化教育を繋ぐ教育実践研究を探究しています。著書に『本当の「才能」見つけて育てよう』(2008)など。

    • ひとこと

      自分の得意や興味を活かせる多様な学び方を試して苦手を補いましょう。

  • 石津 智大准教授 Tomohiro Ishizu

    • 教育内容

      芸術と感性について、いろいろな側面から幅広くあつかいます。心理学は、目には見えないこころのはたらきを、科学の計測をとおして考えるものです。絵画、音楽、美しさや醜さといった身近な題材・感覚をつうじて、ヒトのこころの面白さに気づき、分析し、他人に伝えられる力を学んでいきます。

    • 研究テーマ、概要説明

      神経美学・芸術心理学の研究をしています。実験心理学と認知神経科学の手法をつかって、芸術的活動(作品の知覚、表現技法、価値づけ、芸術的創造性など)と認知プロセスとの関係、感性的な体験(美醜、感動、崇高など)と脳のはたらきとの関係、また感性科学の実社会への貢献・応用(アートによる高齢者施設のウェルネス改善など)について取り組んでいます。ヒトって面白いんだなあと気づけること、そしてその面白いんだなあという感覚を、根拠と論拠をもって客観的に説明できるようになることを目指します。

    • ひとこと

      きれいな絵だな、おいしいケーキだなと、まずじっくりゆっくり感じることが大切です。

  • 木戸 彩恵准教授 Ayae Kido

    • 教育内容

      日常的な経験を通して疑問に感じたこと、面白そうだなと思うことを心理学的関心に結びつけて考えます。学生がインタビューやフィールド・ワークのような質的研究と呼ばれる方法を柔軟に使いこなせるよう、教育に取り組みます。

    • 研究テーマ、概要説明

      文化と発達について研究をしています。人を文化の中に生きる存在ではなく、文化を使いこなしながら生きる存在として考えることで日常に溢れる文化との関わりについて考えています。例えば、「装い」や「食事」などにも文化があります。日常にあふれる文化について、観察(フィールド・ワーク)したり話を伺ったり(インタビュー調査)しながら研究を進めています。

    • ひとこと

      日常の「あれ?」を大切に育ててみてください。