関西大学 文学部

専修紹介

初等教育学専修

専修の概要

初等教育学専修は小学校教員1種免許を卒業と同時に取得することができる小学校教員養成を目指す専修です。入学定員50名の内訳は、30名(一般入試選抜)が1年次から、20名(専修分属)が2年次から本専修に所属する想定です。ただし、2年次から分属できる人数は50名定員から実際の1年次入学者数を減じた人数とするため、毎年度異なります。
本専修では、下位年次からの系統的で継続的な学校現場での体験学習や実習を基礎にして、豊かな人間性と知的創造力をはぐくみ、教育理論に理解を深めながら、教科の指導力や子ども理解についての見識と力量を培い、(ア)教育現場の課題を的確にとらえ、それに対して、意欲的、創造的に教育実践に取り組むことができる教員、(イ)コミュニケーション能力にすぐれ、また共感的な実践者として、子ども、保護者、地域住民などの連帯感や信頼を生み出しながら、学校と家庭や地域社会との密接な連携を担える教員、(ウ)英語や情報教育など教育の今日的な課題について積極的に取り組める教員の育成を目指しています。

何が学べるか

私たちの専修は小学校の教員を養成するための専修です。ですから、大学の卒業と同時に小学校で先生として働くことができるような教科指導、生徒指導、特別活動などの指導、その他、教師として必要な資質、能力を理論と実践の双方からアプロ―チして学んでいくことができます。
文学部 初等教育学専修教職科目(小一種免)

卒業論文のテーマ

  • 園舎に込められた教育観―<権力の内在化>からの解放に着目して―
  • 学びにおける希望の役割―玄田有史における「希望学」に着目して―
  • 授業における対話的で自主的・協働的な学び
  • 子どもが自ら「問い」を立ち上げる授業
  • 学級経営における子どもと教師の関係
  • 授業における導入の在り方―教育実習簿の内容分析を手立てとして―
  • 学校・家庭・地域の連携
  • 家庭教育を考える―ひとり親―
  • 特別支援教育の現状と課題―発達障害のある子どもたちへの適切な支援とは―
  • 日本の子ども達の自尊感情の実情―自尊感情を高める実践―