関西大学 文学部

教員紹介

ドイツ学専修

  • 工藤 康弘教授 Yasuhiro Kudo

    • 教育内容

      専門である「ドイツ語学」の知識を生かし、英語や日本語と比較しながらドイツ語のしくみをわかりやすく解説しています。1年生にはドイツ語習得のこつを、2年次以上にはドイツ語を読み、話す楽しさを伝えています。

    • 研究テーマ、概要説明

      14〜17世紀のドイツ語を分析しながら、中世から現代へ至るドイツ語の歴史的変化を追っています。「〜したい」の意味で今日多用される助動詞möchteは、本来「〜できる」を意味するmögenから派生しました。他の助動詞と関連させながら、その発展過程を明らかにしたいと考えています。また英語の仮定法に比べてまだ多くの機能を残している接続法の歴史的変遷も興味深いです。さらにライフワークとして、14〜17世紀のドイツ語辞典を執筆中です。

    • ひとこと

      私の仕事は学生のみなさんから「ドイツ語は難しい」という妄想を一掃することです。

  • 佐藤 裕子教授 Hiroko Sato

    • 教育内容

      19世紀末から現代にかけてのドイツの社会や文化の諸相を学ぶことを通して、さまざまな時代や社会、そこに生きる人びとの価値観に触れ、「未知なるもの」に目を向け、理解しようとする姿勢を身につけて欲しいと考えています。

    • 研究テーマ、概要説明

      19世紀末から20世紀にかけてベルリンで活躍した風刺画家、ハインリッヒ・ツィレを研究しています。また、ナチス時代と東ドイツの政治ジョークやエスニックジョーク、その他、現代ドイツ社会が多くの移民や難民を受け入れながら、どのように社会のアイデンティティを構築していくか、なども研究対象としています。

    • ひとこと

      知識をつけ、体験し、想像力をもって探しながら歩んでいこう。

  • 芝田 豊彦教授 Toyohiko Shibata

    • 教育内容

      「ナチス時代の生の諸相」ということで、白バラ運動やドイツ教会闘争、ユダヤ人の生き方などを学んでいます。また「グリム童話」を、ユング心理学等を使って解釈し、さらに「いのちとは何か」も学生と一緒に考えています。

    • 研究テーマ、概要説明

      アルノルト、テルステーゲン、ヘルダーリンのキリスト詩などにおける神秘・敬虔思想を探求してきました。また種々の独語聖書において、ヘブル語・ギリシャ語原典をおさえつつ、翻訳とその背景にある思想との関連を調べてきました。近年は、「意味」(Sinn)をめぐるフランクルの思想にも興味を持っています。シェーラー、アードラー、ユング等と対比しつつ、滝沢神学を根柢に、フランクルの主張する「精神」、「意味」、「超意味」の関連を調べています。

    • ひとこと

      スマホ依存から脱却し、あなたの愛読書を見つけよう。

  • ローベルト・F.ヴィットカンプ教授 Robert F. Wittkamp

    • 教育内容

      学部の授業は、一般的にドイツの実情・文化・社会というテーマを扱い、大学院では、文化論的文学研究、文学・メディア研究の分析、方法、理論などというテーマに集中して行います。

    • 研究テーマ、概要説明

      古典文学、文化的記憶(文学や他のメディアにおける文化的記憶)、メディア論、物語論(ナラトロジー)、テレビの連ドラ(ホームドラマや刑事もの、独日比較など)、トランス・インターメディア的物語(たとえば文学の漫画化や映画化、絵巻物やメルヘンの印刷物におけるテキストと挿絵の相関性など)。

    • ひとこと

      授業はドイツ語を使いながら日本語で行っています。気軽にドイツ語を話そう。