関西大学 文学部

教員紹介

教育文化専修

  • 赤尾 勝己教授 Katsumi Akao

    • 教育内容

      本学では、図書館司書、博物館学芸員、社会教育主事の資格を取得するための必修科目である「生涯学習概論(一)」と、社会教育関連の講座プログラムを作成する上で必要となるスキルを学ぶ「社会教育計画(二)」、さらに文学部教育文化専修の専門科目である「生涯学習論」の授業を担当しています。

    • 研究テーマ、概要説明

      生涯学習に関する理論的な研究をしています。この領域は、教育学だけでなく、心理学や社会学も絡む学際的な研究が進んでいます。最近では、「学習社会学」という学問の立ち上げを考えています。そのために教育文化専修の先生方と手を携えながら共同研究をしています。これはやがて1冊の書物に結実していくでしょう。日々、外国の学術文献と格闘する生活を送っています。

    • ひとこと

      人間は生まれる時も死にゆく時も一人、一度しかない人生を存分に学習しながらともに大きく生きよう。

  • 多賀 太教授 Futoshi Taga

    • 教育内容

      教育社会学をベースとして、子ども・家族・仕事に関する社会学、ジェンダー論の視点もふまえながら、人間のライフコースを教育の視点から幅広く考察します。子どもを大人との関係でとらえ、教育を経済や政治との関係でとらえるなど、物事を関係性やシステムとして理解する視点を重視しています。

    • 研究テーマ、概要説明

      教育社会学と並ぶ私の研究のもう1つの柱がジェンダー論です。海外の男性性(男らしさ)研究の動向を学びながら、日本の男性に関する研究成果を海外へ向けて発表しています。現在は特に明治期から平成期までの「父親の家庭教育」を文化的再生産とジェンダーの視点から読み解く研究に力を入れています。著書に『男らしさの社会学』(2006)、『揺らぐサラリーマン生活』(2011)など。

    • ひとこと

      論理的な思考と多角的な視点の調和が、激動の社会を生きる力になります。

  • 広瀬 義徳教授 Yoshinori Hirose

    • 教育内容

      子どもの教育や生活に法律がどのように関連しているのか、あるいは、学校の教育活動はどのような行政的・制度的条件がある中で成立しているのかなど、学校教育を考えるとき普段私たちがあまり意識しないでいる側面に積極的に目を向けることで、教育という営みが、社会的に構成さている事実とその意味をしっかり考えられるように工夫しています。

    • 研究テーマ、概要説明

      これまで、子どもの学習権の理論研究や外国籍者を含めた教員の任用・人事・管理等の行政・制度研究に取り組んできました。現在は、限られた資源配分と市場的な統制の下で、今の学校・教員に過剰な機能や役割が期待される状況とその制度的・構造的な背景に関心を寄せています。編著書に『揺らぐ主体/問われる社会』(2013)など。

    • ひとこと

      制度の中で、制度から自由に生きることは可能でしょうか?

  • 山ノ内 裕子教授 Yuko Yamanouchi

    • 教育内容

      教育をフィールドとして人類学的な視点と手法で学ぶ教育人類学が私の専門分野です。フィールドワークの方法に加え、文化やアイデンティティについて、さらには異文化理解や多文化共生について講義をしています。

    • 研究テーマ、概要説明

      日系ブラジル人が、日本とブラジルという二つの国境を越えて構築するトランスナショナルなエスニック・コミュニティと、移民たちの文化的実践に関心があります。ブラジルには約140万人の日系人が、そして日本には約20万人のブラジル人が生活していますが、移動の経験のなか、日系ブラジル人たちが、自らの文化やアイデンティティについてどのように語るのか、研究を進めています。

    • ひとこと

      学校や教育についての「当たり前」を解きほぐすことこそ、教育文化研究の醍醐味です。

  • 若槻 健教授 Ken Wakatsuki

    • 教育内容

      主に学校教育をテーマとしますが、学校教育を子どもと教師との間のミクロな関係に還元するのではなく、教育の場の持つ文化、家族、社会的背景等、メゾ及びマクロレベルでの視点から捉えることを大切にしていきます。

    • 研究テーマ、概要説明

      人権教育を基盤に、様々な立場の子どもたちが成長し、社会に係わっていくための力を付けるための授業づくり、学校づくり、地域づくりを研究しています。その鍵となるのが「市民性教育」と「学力格差の縮小をめざす学校づくり」です。著書に『未来を切り拓く市民性教育』(2014)など

    • ひとこと

      大学生になってできるいくつもの「ゆるい」つながりを大切にしてほしいです。