関西大学 文学部

教員紹介

中国学専修

  • 井上 泰山教授 Taizan Inoue

    • 教育内容

      古代から現代に至るまでの中国の一般の人々の人生観、生活上の知恵や習慣、権力者との距離の取り方、さらには世界観や信仰など、幅広い視点に立って「中国」と「中国の人々」について学びます。

    • 研究テーマ、概要説明

      上記の教育内容を実現するための方法は様々ですが、私の授業では、中国の中世から近代にかけて制作された小説や戯曲など、主としてフィクションの世界にアプローチすることによって、そこに描かれた庶民の姿を分析することから始めます。さらに進んで、フィクションの世界と現実との関連、作品が誕生した時代背景や作者と読者の関係など、作品をめぐる周辺の状況についても詳しく探っていきます。それによって、「たてまえ」だけからは見えてこない、「ほんね」の中国の姿が浮かび上がってくるはずです。

    • ひとこと

      君には未来しかない。未来の扉を開くのは君。

  • 陶 徳民教授 Tokumin Tou

    • 教育内容

      新聞記事やネット番組を通じて「生きる」中国語を習う。孔子・老子・孫子・韓非子を通じて古代中国の思想に触れる。魯迅・胡適・巴金・莫言を通じて現代中国の文化を読む。懐徳堂と泊園を通じて日本の中国学伝統を学ぶ。

    • 研究テーマ、概要説明

      「近代における中日米間の文化交渉」というテーマで、本学図書館の内藤湖南文庫と増田渉文庫を通じて近代日中、イェール大学図書館のS.W.Williams文庫を通じて近代米中の文化交渉の諸相を探り、その意義を考えている。「岡目八目」、外国人の鋭い視線を参考にすれば中国文化の真相と特質を把握しやすいと思うからである。奴隷解放と民主政治を訴えたリンカーン大統領が日中両国に与えたインパクトも検証している。

    • ひとこと

      若者のパワーは無限大。ぜひ自己形成に存分に発揮してほしい。

  • 長谷部 剛教授 Tsuyoshi Hasebe

    • 教育内容

      中国語で書かれた文学作品を読み、その背後にある中国の伝統的文化について理解を深めることを教育目標にしています。卑近な例を挙げましょう。日本語の「犬」は中国語では「狗」、「豚」は「猪」、「箸」は「筷子」です。日本語は中国の漢字を借りているはずなのに、どうして日中間で一致しないのでしょう?この原因や経緯を調べるだけでも、中国の伝統的文化の重要なポイントを理解したことになります。

    • 研究テーマ、概要説明

      中国古典詩歌の研究を軸としつつ、①杜甫詩の解釈や杜甫詩集の編集の実態を、②隋唐の雅楽・俗楽とそれにのせて歌われる詩歌との関係を、③おもに関西大学図書館所蔵の重要漢籍を、④『聊斎志異』について日本での受容過程を、それぞれ研究。

    • ひとこと

      中国を知ることは日本を知ることです。

  • 池田 智恵准教授 Tomoe Ikeda

    • 教育内容

      近現代に中国語で書かれた文学作品を読み・考えることを通じて、中華圏が体験した近代以降の文化の変化やその文化の特性・歴史的側面への理解を深めることを教育目標としています。

    • 研究テーマ、概要説明

      中国近現代文学の研究をしています。特に探偵小説や武侠小説といった通俗小説が、近代にどのように成立・発展していったのかを、当時の読者がどのように読んでいたのかという受容の側面もあわせて考えています。また今後は、現在の中華圏における若者文化(小説、マンガ、映画、ドラマ等)についても焦点をあてて、中華圏の今を考えていきたいと思っています。

    • ひとこと

      想像力を鍛えることは、より良く生きることです。