関西大学 文学部

専修紹介

比較宗教学専修

専修の概要

比較宗教学専修では、仏教、キリスト教、イスラームといった世界の三大宗教の教義や思想だけでなく、世界各地の諸民族がもつ宗教儀礼や神話、そして日本の民間信仰や宗教行事についても、時にはフィールドワークを交えて総合的に学び、「人間にとって宗教とは何なのか」を考察します。世界各地では宗教が根強く存続し、政治を含め広く文化や生活様式に影響を及ぼしています。日本人はよく無宗教だと言われますが、私たちの普段の生活を振り返ってみると、さまざまな習俗のなかに多彩な宗教現象があふれています。 したがって、国際交流の場では外国語の習得に加え、相手国の宗教や文化を偏見なく理解できることと併せて、自国の宗教や文化についても正確に認識して説明できることが重要になります。そこで、比較宗教学専修では「グローバル時代に必要な宗教理解」をキーワードとして、宗教の多様な面を広く深く考察し、現代世界を知る能力を養うことを目標としています。

何が学べるか

グローバル時代に必要なのは、世界の各民族が生活習慣のなかで呼吸している〈宗教〉を正しく理解することです。本専修では、各民族の宗教的な習俗・倫理観・価値観等を知ることができます。宗教を知ることは、世界を知ることにつながります。

卒業論文のテーマ

  • エリアーデ宗教学の意義
  • 隠岐の廃仏毀釈とその後の仏教信仰
  • キリスト教と異端迫害の歴史
  • 儀礼の力――“聖なるもの”を媒介する異人たち
  • 神話作用~もののけ姫からのメッセージ
  • 新宗教の聖地観
  • 日本人にとっての終末観――ミロク信仰からサブカルチャーまで――
  • パワースポットの変遷
  • 蛇と狐の稲荷信仰
  • 魔除けと境界