関西大学 文学部

専修紹介

教育文化専修

専修の概要

「教育」と聞くと、「教師になるための勉強」や「上手な教え方を学ぶこと」などを真っ先にイメージするかもしれませんが、教育文化専修で扱うテーマは、それよりもはるかに広い範囲にわたっています。人間形成に関わるあらゆる現象を広い意味での教育ととらえるならば、学校教育に限らず、家庭教育、社会教育、企業内教育はもちろんのこと、マスメディア、若者文化、恋愛などが私たちの価値観や言動に与える影響でさえも教育研究の重要なテーマです。教育や学習という人間の営みは、人間の誕生から死に至るまでに生涯にわたって継続する営みであり、1対1のミクロな親子関係や教師-生徒関係から、国家間学力競争や国際メディアの情報といったグローバルなレベルまで、多様な層を成しています。教育は経済、政治、福祉、行政、社会慣習といった広い意味での文化とも密接に関わっているので、学校教育について考える際にも、日本社会や国際社会における文化のあり方にも目を向けることになります。「教育」と「文化」をキーワードに、人間と社会について総合的に学びを深める場、それが教育文化専修です。

何が学べるか

教育実践、教育方法、カリキュラム、教育制度などの学校教育に関する知識、生涯にわたる人間の学習・発達に関わる理論と実践、コミュニティ・ジェンダー・グローバリゼーションの視点に立った教育社会学・教育人類学など、総合的に学べます。アンケートやインタビューなどの基本的な調査スキル、ディスカッションやプレゼンテーションなど就職活動に役立つスキルも学びます。

卒業論文のテーマ

  • 中学校における運動部の今後のあり方 ―勝利至上主義を捨てる―
  • 私立幼稚園教諭のワークライフバランス
  • イギリスのナショナル・カリキュラム議論から見るエスニック・マイノリティの教育課題
  • 「子どもの貧困」を意欲格差の視点から考える
  • 多元化する能力が生み出す影響
  • ITC教育 ―電子黒板を用いた授業展開―
  • 過小規模校出身者における「中1ギャップ」
  • 予備校に見る教員研修事業の展開 ―私教育と公教育の関係変容に着目して―
  • ライブハウスに集まる若者 ―サブカルチャーの教育社会学的研究―
  • グループワークにおけるリーダー決定のエスノメソドロジー