関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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髙谷光信氏による客員教授講演会を開催

 千里山キャンパスのKUシンフォニーホールで2月19日、本学客員教授の髙谷光信氏を招き、客員教授講演会(第54回生涯学習吹田市民大学 関西大学講座)を開催しました。ウクライナ・チェルニーヒウフィルハーモニー交響楽団の常任指揮者であり、一般社団法人日本ウクライナ音楽協会理事長を務める髙谷氏は、「ウクライナで学んだスラブ音楽の魂 ~関西大学交響楽団・グリークラブと共に~」をテーマに講演とミニコンサートを行いました。

 20年以上にわたりウクライナで音楽活動を続けてきた経験を振り返り、スラブ音楽に込められた「自由を希求する心」について紹介した髙谷氏。2014年のマイダン革命や、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻以降の現地の状況にも触れ、戦禍の中で音楽を絶やすまいとする音楽家たちの姿を伝えました。侵攻後、多くの団員が避難や軍への所属を余儀なくされる中、チェルニーヒウフィルハーモニー交響楽団は活動停止を経て演奏活動を再開。髙谷氏は、「音楽で命を救うことはできないかもしれない。しかし、音楽には人の心を支え、平和の価値を伝える力がある」と述べ、日本から支援活動を続けている現状を報告しました。

 講演後のミニコンサートでは、髙谷氏の指揮のもと、関西大学交響楽団がチャイコフスキー作曲『弦楽セレナーデ Op.48 第1楽章』を演奏。弦楽器の豊かな響きが広がり、重厚さと気品をあわせ持つ旋律が会場を包み込みました。
 続いて、関西大学グリークラブはテノール歌手の中島康博氏を迎え、『カチューシャ』(M.ブランテル/ロシア民謡)、『はてもなき荒野原』(ロシア民謡)、『私のキーウ』(I.シャモー/ウクライナ歌謡)を披露。祖国への思いをにじませる旋律と力強いハーモニーが響き渡りました。

 本講演会は、来場者一人ひとりが音楽の持つ力と平和の意味について改めて考える機会となりました。

一般社団法人日本ウクライナ音楽協会のウェブサイト
関西大学交響楽団のInstagram
関西大学グリークラブ公式ホームページ

  • 髙谷光信客員教授による講演会を開催
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