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第45回「地方の時代」映像祭を開催中

 千里山キャンパスで11月15日から「第45回『地方の時代』映像祭2025 伝えることをあきらめない」(「地方の時代」映像祭実行委員会主催)を開催しています。本映像祭は1980年に始まり、「地域・地方からわが国のあり方を問う」を基本テーマに、優れたドキュメンタリーや映像作品を顕彰・上映しています。

 初日は贈賞式が行われ、グランプリは「ETV特集『独りでも、大家族 久留米・じじっかの1年』」(NHK福岡放送局制作)が受賞。本学からは社会学部の齊藤ゼミが「市民・学生・自治体部門」に出品し、奨励賞を受賞しました。

 贈賞式後は、1966年に静岡県で起きた袴田事件で逮捕、死刑判決を受け、再審をめぐる長い闘いの後に無罪判決を受けた袴田巌さんの姉・ひで子さんが「58年闘って...今思うこと」と題して講演しました。ひで子さんは巌さんの現在の姿などについて語り、「弟のように冤罪で苦しむ人が二度と現れないようにしたい」と語りました。また、記念講演の後にはグランプリ作品の上映会、シンポジウム「戦後80年"戦争とメディア"を問い直す」が開かれました。戦後80年にあたる今年、参加作品の中には戦争体験の継承をテーマにしたものも多くみられました。

 映像祭は11月21日(金)まで。千里山キャンパスの100周年記念会館でグランプリ作品のほか、入選35作品および一次審査以上を通過した作品を上映。また12月6日(土)午後1時半からは、関西大学東京センターで「グランプリ作品東京上映会・作品を語る会」と題し、グランプリ受賞作品の上映会および制作者や関係者を招いて語り合う会を開催します(要事前申し込み。詳細は後日「地方の時代」映像祭ウェブサイトに掲載予定)。

「地方の時代」映像祭ウェブサイト

  • 第45回地方の時代映像祭2025
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