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大阪・関西万博 イタリア館クロージングセレモニー「ワールド・イタリア・スポーツデー」に参画

 10月13日(月・祝)、大阪・関西万博の閉幕にあわせて、イタリア館前で開催されたクロージングセレモニー「ワールド・イタリア・スポーツデー」に本学が参画し、体育会アイススケート部の学生および本学校友の宮原知子氏、和田伸也氏が登壇。和田氏のガイドランナーの長谷部匠氏とともに日本アスリートの代表として出席し、スポーツを通じて未来へ希望をつなぐメッセージを発信しました。

 当日は、在大阪イタリア総領事館およびイタリア政府機関の主催により、イタリア陸軍音楽隊による演奏や2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のビデオ上映、イタリア政府代表者のスピーチなどが行われました。会場のイタリア館前に設けられた特設スケートリンクでは、多くの来場者が見守るなか、館内に展示されていた聖火トーチの引き継ぎ式や日本側アスリートによる挨拶などが実施され、万博の最終日にふさわしい華やかなフィナーレとなりました。

 本学からは卒業生アスリートとして、宮原知子氏(2018年平昌オリンピック日本代表)と、和田伸也氏(2020年東京パラリンピック銀メダリスト)が登壇し、長谷部匠氏とともに競技を通じて得た経験や未来への思いを語りました。宮原氏はスポーツの力について、「年齢や言葉や文化の垣根を越え、人々がつながるチャンスを与えてくれるもの」和田氏は「スポーツには人々を元気にするパワーがある」と述べました。また、ガイドランナーの長谷部氏からは、「誰もが参加できるスポーツの場が増えることがインクルーシブな社会の実現につながる」とのコメントがありました。続いて、アイススケート部の学生3人が特設リンクで演技を披露。美しい演技と力強いパフォーマンスで観客を魅了し、式典のクライマックスを飾りました。

 今回のセレモニーには、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と、オリンピック・パラリンピックが掲げる「平和と共生」の理念をつなぐという意図が込められています。日伊両国のアスリートや関係者が一堂に会し、スポーツと文化を通して未来社会への希望を共有しました。聖火トーチの引き継ぎや学生たちの演技は、未来世代に"希望のバトン"を手渡す象徴的なシーンとなりました。

 本学は今後も学びと社会をつなぐ取り組みを推進していきます。

  • イタリア館クロージングセレモニー
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