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関西大学博物館 春季企画展「ジャズとダンスのニッポン」を開催中

 関西大学博物館では5月31日(土)まで、2025年度関西大学博物館春季企画展「ジャズとダンスのニッポン」を開催しています。

 アメリカで誕生し、1920年ごろに日本にやってきたジャズ。当時の人々は、ダンスホール、ステージ、レコード、映画、ラジオなどを通してジャズに出会い、そのリズムやメロディーに魅了されました。
 本企画展では、社会学部・永井良和教授の研究成果を展示。和装で社交ダンスを踊る人々の写真や絵画、ダンス雑誌、ダンスホールのチケットや建築、美術に関する資料など、当時の日本における「ジャズとダンス」にまつわる興味深い展示品が並んでいます。

 4月5日と19日には、永井教授によるギャラリートークを開催。参加者は、展示品に対する丁寧な解説と軽妙な語りに熱心に耳を傾けたのち、展示品一つひとつに時間をかけて見て回りました。

 さらに4月12日には、展示されているSPレコードを蓄音機にかけて楽しむ「SPレコード演奏会」を開催し、永井教授による解説と共にさまざまなレコードの音が会場に響きました。なかでも、「社交ダンス教則レコード」は本企画展ならではの1枚。蓄音機から聴こえる社交ダンスの指導者の声は臨場感にあふれ、参加者は当時の様子に思いを巡らせました。

 本企画展の展示品も多く掲載されている永井教授の著書『ジャズとダンスのニッポン』(関西大学出版部)は、「丹念な調査と精密な資料に基づいて黎明期のダンスやその音楽を深く克明に描き出している」と評価され、第37回ミュージック・ペンクラブ音楽賞の著作出版物賞受賞が決まりました。

春季企画展「ジャズとダンスのニッポン」詳細(関西大学博物館ウェブサイト)

 関連イベントとして、以下の講演会を開催します(要事前申込、先着100人)。ぜひご来館ください。

4月26日(土)14時~15時30分
「ジャズとダンスのニッポン」 講師:社会学部・永井良和教授

  • 関西大学博物館春季企画展
  • 関西大学博物館春季企画展
  • 関西大学博物館春季企画展
  • 関西大学博物館春季企画展
  • 関西大学博物館春季企画展
    ギャラリートークの様子
  • 関西大学博物館春季企画展
    「SPレコード演奏会」の様子