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大九明子監督による文学部学術講演会を開催

 12月3日、本学を舞台にした小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の映画化を手がけた大九明子監督が、千里山キャンパスで開催した文学部学術講演会に登壇し、映画撮影について語りました。

 学生と一般参加者を合わせた170人の聴講者を前に、文学部の堀潤之教授が聞き手を務めました。大九監督は今年4月に行われた学内での撮影を振り返り、「大学の全面協力がとてもうれしく、『全部本物』で撮ることが出来ました。原作以上に本物の大学の姿がとらえられたのではないかと思います」と述べました。

 原作には約5ページに及ぶ長いセリフの場面があります。そのシーンの映画撮影について大九監督は、「わくわくする感じがあり、カメラを2台用意して撮影しました」と振り返りました。次に映画業界の働き方改革に関する堀教授の質問に答え、「日々のスケジュールも時間割をつくって進めるなど、改善してきました」などと説明。また、英語タイトルが原題と違う理由などについての問いかけにも答えました。

 この日の夜は関係者向けの試写会も実施され、映画に協力した学生や本学映画研究部員らが参加。映画のラストシーンの作り方や音響効果の使い方などについて質問が出ていました。

 本映画はジャルジャルの福徳秀介さんが初めて執筆した小説(小学館から2020年に発行)が原作で、萩原利久さん、河合優実さんら人気俳優の出演でも注目されています。来年4月公開予定です。

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』公式サイト

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