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パタゴニア "Worn Wear College Tour"が来学

 10月17日、パタゴニア日本支社(本社:米国カリフォルニア)が主催する「Worn Wear College Tour」の訪問先のひとつとして、本学でイベントが開催されました。

 「Worn Wear」は、パタゴニアの衣類をより長持ちさせることで地球資源を節約し、地球への負担を緩和することをねらいとした同社のプロジェクト。"壊れたら、修理しよう!"を合言葉に、「つぎはぎ」と名付けられたリペアトラックが全国の大学や専門学校を巡り、衣類の修理や修理体験の機会を学生に提供しながら未来に向けて「責任ある消費とは何か」をともに考え、モノを使い続ける喜びを届けるためのイベントツアーを5年ぶりに実施しています。

 パタゴニアは、今年5月の商学部・深澤光樹准教授ゼミによるSDGsアクションイベント開催時にも来学。それ以前から両者が協働して産学連携プロジェクトに取り組んできた経緯があり、今回のイベントの訪問先のひとつとなりました。

 夏日となったイベント当日、千里山キャンパス・悠久の庭ではパタゴニアのスタッフがブランドを問わず傷んだ衣服の縫製修理をする「リペアサービス」、衣服の修理体験ができる「セルフリペア」、着なくなったTシャツをマイバッグに作り変える「Tシャツアップサイクルワークショップ」の各ブースを展開。
 ユニフォームの修理を依頼した体育会野球部員(商学部1年次生)は、修理後のユニフォームを手にし、「たまたま通りがかりこのイベントを知りました。破れていた部分を綺麗に縫ってもらって嬉しいです。これを着て今日も練習に励みます」「(企業のこういった取り組みは)とても良いことだと思います」とコメントしました。

 さらには、深澤ゼミによる「古着交換会」、この夏実施したカンボジアフィールドワークの写真展示、学生が開発したフェアトレード商品の販売や同学部の木村麻子教授ゼミによる研究展示も実施。ゼミ学生たちは、会場に訪れた人びとに日ごろの研究成果やゼミでの取り組みを紹介しました。

 また、商学部の教室ではパタゴニア・フィルム制作の映画『ザ・シットスロポシーン 安物のガラクタの時代へようこそ。』を上映。この作品は消費をテーマに人がモノを過剰に製造・購入している現状を指摘しており、パタゴニアの商品開発の歴史や経験を通じて消費習慣の見直しや意識の変革を視聴者に提起しました。

「Worn Wear」(パタゴニアのウェブサイト)

深澤ゼミ@関大(Instagram)

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