KANDAI
TOPICS日常の出来事
本学が主催するアントレプレナーシップ醸成プログラム「HACK-Academy」の一環として、学生が全国7地域で地域の課題解決の取り組みに参加する「地域留学プログラム」が行われています。8月18~22日には、計9人が宮城県石巻市で東日本大震災の震災遺構や防災宿泊施設を訪れました。地元の人たちの声を聴き、廃校を生かして避難所体験をするなどの防災体験プログラムをまとめ、石巻市に提案しました。
地域留学プログラムは、地元の企業などと協力して実施するのが特徴で、石巻市では地元出版社・編集プロダクションの口笛書店と協力して行われました。学生たちは期間中に石巻市震災遺構門脇小学校などを見学したり、地元の人々から震災や地域の現状についての話を聞いたり、廃校を活用した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」を訪れたりしました。
体験を通して3人一組でプレゼン内容を練り、21日に石巻市防災センターで齋藤正美市長ら石巻市幹部に発表しました。この様子は地元紙に報道されるなど、注目を集めました。
「HACK-Academy」では、社会との接点や実践を通じた学びの場として多様なプログラムを提供しています。地域留学プログラムはほかに、広島県福山市、広島県東広島市、京都府舞鶴市、鳥取県大山町、北海道音更町、高知県高知市でも行われ、参加した学生はそれぞれ体験を通じて地元の人たちと交流、一次情報の収集や地域の課題解決に向けて考え、行動することを学んでいます。
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