2024年度春学期関西大学留学生別科入学式を挙行

 南千里国際プラザで4月2日、2024年度春学期関西大学留学生別科入学式を挙行し、5つの国・地域（中国・台湾・エジプト・韓国・ベトナム）から51人の新入生が入学しました。

 藤田髙夫副学長は式辞で、「外国語を学ぶことは、それを通じて社会を学ぶことでもあり、段階を踏みながら時間を掛けて習得するものです」と述べ、思うように学習が進まない時のアドバイスとして「焦らない、諦めない、人と比べない」という言葉を贈りました。そして、「桜が咲き始め、これから学びを本格的に始めるみなさんにふさわしい季節です。来年の桜の時季に、身に付けたものを確認できるような一年間を過ごしてほしいと思います」と新入生を激励しました。

 土橋良一常務理事は祝辞の中で、教職員をはじめ、学生スタッフや地域のサポートについて触れ、「日本語のみならず日本の文化や歴史、社会などについても学び、実りある生活を送るとともに、皆さんがそれぞれの目標に向かって大きく羽ばたいていくことを信じています」とエールを贈りました。

 最後に、入学生総代のグエン・ゴック・イエン・チさんが勉学への決意を宣誓し、閉会。新入生たちは、それぞれの目標を胸に留学生別科での新たな生活をスタートさせました。