2023年度関西大学卒業式を挙行

  3月19日、2023年度関西大学卒業式を千里山、高槻、高槻ミューズ、堺キャンパスで挙行し、総勢6,152人が巣立ちました。

  前田裕学長は式辞で、「楽しかった関西大学での生活、コロナ禍も含めて、苦しい、悔しい思いもあったかも知れない関西大学での生活、これらは全て、関西大学での皆さんの貴重な経験であり、自分を支える糧です、人生の一ページです。これからも困難に立ち向かうみなさんであってください」と激励し、「関西大学で過ごした皆さんの日々が、これからの皆さんの未来につながっていることを願ってやみません。関西大学は、いつまでも皆さんとつながっています」とあたたかいメッセージを贈りました。

  続いて、芝井敬司理事長が祝辞の冒頭で「Birds in the sky, Fish in the sea, and People in society」と語り、「society」という言葉の意味について述べた上で「空を棲み家とする鳥が、大空を自由に飛び回るように、海を棲み家とする魚が、心のままに大海を泳ぎ回るように、あなたもまた、大きな夢を心に抱いて、これから漕ぎ出していく広い社会のなかで、多くの仲間とともに、互いに関わり交わり合って、立派に生きていってください」とエールを送りました。

  答辞では、午前の部・総代の蝶野悠太さん（法学部）が「新しい日々はすぐそこに迫っています。悠長に大学生活の余韻に浸っている時間はありません。今日は気の合う仲間と大学生活の思い出話に花を咲かせ、とことん笑い合い、また明日からはそれぞれの目標に向かって、昨日の自分を越えることができるように精一杯がんばりましょう」と所信を述べました。