関西大学第一高等学校が卒業式を挙行

  関西大学第一高等学校が28日、2023年度卒業式を挙行しました。今年度の卒業生は381人。各組代表の卒業生は名前を呼ばれると、緊張した面持ちで登壇し、狩場治秀校長から卒業証書を受け取りました。

  狩場校長は「机にかじりついて、勉強するだけでなく、世界中の人たちがどう動いているか知ってください。世界中の人たちとともに、この世界を次のステップにつなげていきましょう。この学校で学んだことを大事にしながら、世界を変える勇者が現れることを念じています。迷った時、悩んだ時は高等学校での3年間を思い出してください。きっと道は開けます」と激励の言葉を贈りました。

  また卒業生代表の髙橋悠太郎さんは、友人、教職員や家族の支えに感謝の気持ちを述べ、「入学時はコロナのために部活動と行事の中止や縮小が余儀なくされましたが、3年生になってコロナによる制限が少なくなり、体育祭と関一祭が予定どおり開催できて本当に良かったと思います。友人がいたからこそ、私たちの高校生活は楽しく充実したものになりました」と語りました。