関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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商学部・西岡健一教授がJAながのと協働 「豊茸(HOUDAKE)」の本格販売を実施

  本学とJAながの(長野市)は、うま味と栄養が豊かなきのこブランド「豊茸(HOUDAKE)」を共同開発し、阪急百貨店(大阪市)の協力により、1月26日~28日の間、阪急うめだ本店で販売しました。

  商学部の西岡健一教授とJAながのは、きのこ生産者の減少を食い止めるという社会課題解決のため、高付加価値のきのこの開発に向けて協働。機能性の高いきのこの開発にあたっては、うま味成分や栄養成分であるアミノ酸の研究を行っている化学生命工学部の老川典夫教授の研究シーズを活用し、約5年の歳月をかけて「豊茸(HOUDAKE)」が誕生しました。販売戦略立案には、西岡ゼミの学生たちがブランディングからマーケティング、市場調査などを実施し、品質や開発ストーリーなどのPRに努めてきました。また、実際の事業化においては、イノベーション創生センター協力の元、大学発ベンチャー企業である(株)キュープが知財管理、ビジネスモデル開発やマーケティングを行っています。

  販売当日は、西岡教授とゼミの学生らが阪急うめだ本店地下食品売り場に立ち、ディスプレイに目を留めた人々に、「豊茸(HOUDAKE)」(ぶなしめじ)の試食を提供しながらその魅力を熱心に説明。期間中は連日完売するほどの盛況ぶりでした。

  将来的に海外市場も視野に入れて国際特許の取得に向けた準備を進めており、継続的な産学連携の取り組みが期待されます。

  • 「豊茸(HOUDAKE)」の本格販売を実施
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  • 「豊茸(HOUDAKE)」の本格販売を実施
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