博物館冬季展を開催中です

  1月15日から博物館が冬季展を開催しています。

  今回の展示会は、①関西大学博物館資料の旧蔵者たち―好古から考古学へ―、②本山コレクションにみる縄文時代の貝塚、③関西大学博物館新収蔵資料展という3つの展示を行っています。

  ①では博物館が所蔵する資料の来歴をたどりながら、江戸時代の本草学が博物学や考古学へと発展していく様子を見ていきます。②では博物館が所蔵する登録有形文化財「本山コレクション」に含まれる貝塚出土資料についての研究成果を報告しています。③では博物館の新収蔵品として近世近代貨幣コレクション、本山幸彦旧蔵本山彦一関係資料を展示しています。

  本展では、公益財団法人武田科学振興財団 杏雨書屋から借用した「小野蘭山愛蔵石類」や津雲貝塚から出土した「鹿角製玦状耳飾」、篤志家から寄贈された「明治通宝」など貴重な資料をご覧いただけます。これらの資料がさまざまな人々の手を経て、今ここにあるという歴史を感じてください。

  冬季展は2月29日（木）まで、博物館特別展示室で観覧できます（休館日はウェブサイト等でご確認ください）。

関西大学博物館