第7回「留学生日本語スピーチコンテスト」を実施

 12月10日、大阪公立大学杉本キャンパスにて「第7回二大学留学生日本語スピーチコンテスト」（主催:二大学包括連携協議会、後援:大阪府）が開催されました。同コンテストは、関西大学、大阪公立大学の二大学連携事業（※）の一環として、学生の学習意欲を奨励し、学生相互の国際理解と交流を深めることを目的に実施しています。
※当初は本学、大阪市立大学、大阪府立大学の「三大学」連携事業として実施していたが、大阪市立大学および大阪府立大学の統合により、2022年度から大阪公立大学との「二大学」連携事業に改称。

 当日は両大学から3人ずつ計6人の留学生が、各自のこれまでの経験を踏まえた「他文化との交流体験」をテーマに5分間のスピーチを行いました。スピーチは「内容」「表現力」「態度」で審査されました。

 本学からは、交換留学生のアイルチエブ サンジヤルさんのスピーチ「学生寮で世界の文化に触れる」が金賞を受賞。寮での交流の様子や、母国・キルギスと日本の懸け橋になるという目標を力強く述べました。
 また、留学生別科の洪 真賢（ホン ジンヒョン）さんのスピーチ「人生を変える文化の力」が銀賞および観覧者賞を受賞。両親の意向に沿って進路を選択していたが、日本の食文化に触れたことをきっかけに和食の職人になりたいと決心したことを述べました。
 さらに、交換留学生の沈 昕茹（シン キンジョ）さんのスピーチ「日本に来た時の印象」が奨励賞を受賞しました。「和而不同(わじふどう)」という言葉を選び、留学は文化を尊重し合いながら共に成長できる素晴らしい機会であると述べました。

 今回参加した学生の多くは、9月に日本に来たばかりです。わずか数か月間で体験したこと・感じたことをもとに堂々とした素晴らしいスピーチを披露しました。