特別講演「沖縄の安全と豊かな社会を考える」を開催しました

 沖縄県のパシフィックホテル沖縄で11月23日、関西大学・校友会・教育後援会の主催のもと、特別講演「沖縄の安全と豊かな社会を考える」を開催し、約30人の参加がありました。

 冒頭、前田裕学長より開会挨拶があり、社会安全学部長・土田昭司教授による司会進行で進みました。
 当日講演のため登壇したのは3人の社会安全学部の先生。はじめに山崎栄一教授より、沖縄の自然災害と国民保護における共有の課題を取り上げ、今後の災害について考える「沖縄における災害対策－国民保護とその課題」についての話がありました。
 次に元吉忠寛教授が、沖縄の災害文化の特徴を整理し、他地域へ伝えられることについて考える「沖縄の災害文化の特徴」について説明。最後に伊藤大輔教授が、「沖縄の交通事故の特徴と自動車安全の現状」をテーマに沖縄の交通事故の状況と自動車先進安全技術の現状から、交通事故削減の指針について述べました。

 講演は終始、参加者が沖縄独自の台風時対応に共感したり、熱心に質問するなど和やかな雰囲気で進みました。