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啓発講演会「吹田警察署長に学ぶ!大学生活に潜むトラブルの最前線!」を開催

 千里山キャンパスで11月15日、闇バイトをきっかけとした特殊詐欺および大麻を中心とした薬物事犯が急増している状況に鑑み、本学学生にそれらの実態を正しく知り、健全な学生生活を過ごしてもらうことを目的として、啓発講演会「吹田警察署長に学ぶ!大学生活に潜むトラブルの最前線!~急増する闇バイト・特殊詐欺・薬物乱用の実態とは~」を開催しました。

 はじめに、吹田市役所危機管理室の和田亜由美主幹が吹田市内の犯罪発生状況と防犯対策事業について説明。続いて、吹田警察署の川畑慶和署長から、特殊詐欺、闇バイトおよび薬物乱用の実態について説明がありました。

 吹田市内の特殊詐欺発生件数は大阪府の中でワースト1~2位を争う危機的な状況で、特殊詐欺の被害者は繰り返し騙されることで金銭を奪われ、最後には「生きる気力=命」を失ってしまうという凄惨な状況が報告されました。

 また、闇バイトはSNSで「高額報酬」「簡単で楽な仕事」と謳い実行犯を募集しています。タイパ(時間効率)を重視する若者が安易な気持ちで依頼主に個人情報を提供し、一度でも手を出してしまうと実際にはほぼ報酬が得られないにもかかわらず、警察に逮捕されるまで強制的に実行犯を担わされることになります。

 最後に薬物乱用について説明がありました。昨今、「大麻」による若年層の検挙者数が急増しており、その主な原因として大麻が他の薬物よりも比較的手に入りやすいことや、依存性が少なく合法な国もあることが挙げられ、周囲から誘われても絶対に固辞してほしいと呼び掛けました。

 警察署長ならではのリアルな話に終始熱心に耳を傾けていた学生は、「犯罪に対する危機感を強めることができました」「加害者・被害者の末路を知ることができて勉強になりました」などと感想を述べていました。参加した学生にとって有意義な講演会となったことでしょう。

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