関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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日常の出来事

  • 社会連携

商学部・横山ゼミが貧困問題解決の一手として「1日限定かき氷販売イベント」を開催

 商学部の横山恵子ゼミでは、「ソーシャル・アントレプレナーシップ(社会問題解決のための事業創造活動)と協働」をテーマに研究活動を進めており、9月6日に、大阪市浪速区の「sari sari store」にて、地球にやさしいヴィーガンかき氷の販売イベントを開催しました。

 本イベントは、ココナッツを通してフィリピンの貧困問題解決に取り組む株式会社ココウェルと、高級かき氷機の老舗メーカーである池永鉄工株式会社、人気パティスリーであるPatisserie Ravi,e relier(以下、ラヴィルリエ)に協働を打診し、ココナッツを使ったかき氷を共同で開発。
 これら3社の企業は、学生たちの何かを生み出したいという熱意に打たれ、また学生たちをこのような活動を通して育てたいという想いの下、無償で協力してくれました。ラヴィルリエの服部シェフが、学生たちと一緒に試作や仕込みに何日もかけて取り組み、本格的かつユニークな「進化系かき氷」が完成しました。
 この日の利益の全ては、フィリピンと日本をつなぐ社会貢献活動の基金(ココファンド)に寄付されます。

 当日はあいにくの雨模様でしたが、お店は大盛況。学生たちは休みなくかき氷をつくり、平日午後にもかかわらず、準備した100食はほぼ完売となりました。
 店内には、ココウェルの活動やフィリピンの貧困問題について学べるようポスターやスライドを掲示。来店者からは、「美味しいかき氷を食べることで、貧困をはじめ世界にある様々な社会課題解決につながるのなら一石二鳥ですね」、「社会のために何かしたいと思っていたけど何をすればいいのか分からなかった。その一歩を踏み出そうと動いている大学生に感動しました」などの感想が寄せられました。

  • 横山ゼミかき氷
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