社会人学び直し大学院プログラムを開催中

 梅田キャンパスでは、社会人を対象とした「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」を5月27日から開催しています。本プログラムは、2014年度文部科学省「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に採択されたもので、産業界と本学の複数研究科が連携し、開発したカリキュラムを継続実施しています。ハイブリッド型キャンパスで、リモートでも双方向での意思疎通や資料の共有も可能です。

 7月8日の授業科目は、「異文化コミュニケーション」で、異文化コミュニケーション分野の理論について言語、非言語コミュニケーション、価値観、宗教観、企業文化、倫理観の視点から学習し、異文化コミュニケーションの現象を多角的に理解・分析する視点を身に付けることが目的です。

 午前の講師は、外国語学部の守﨑誠一教授。効果的な異文化コミュニケーションには、外国語の運用能力だけではなく、「異文化適応能力」が必要であることを学びました。プログラム参加者は、自らの「異文化適応能力」を計測したうえで、D.I.E.メソッドなどの異文化トレーニングの手法を用いて、その能力を向上させていく方法について学びました。
 午後の講師は、外国語学部の桝本智子教授。テーマは、「文化、コミュニケーション、コンテクストの視点から」。自身の文化理解が異文化理解につながるということを、ケース・スタディを用いて伝えました。

 このプログラムは、3月1日(金)まで開催。授業は、水曜日(18時30分～20時30分)と土曜日(9時～17時)に実施されます。

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