客員教授講演会を開催

7月5日、千里山キャンパスで奈良県明日香村の森川裕一村長による講演会「『飛鳥・藤原』の世界遺産登録を読み解く」を開催しました。

森川氏は本学客員教授に就任して5年目。今年も飛鳥の魅力を多くの若者に知ってほしいため、学生には優しく語りかけながらも、積極的に発言を促すように講演会は進行しました。
講演では、「飛鳥・藤原」時代の古墳の話題、歴史的な出来事がどうして起こったのかなど、時代の背景を詳しく説明。「物事が大きく動くには何か根拠がありますので、そういったことにも興味を持って考えてください。そして飛鳥時代には政治の行い方が議論するように変わり、憲法が新しく制定されました。飛鳥時代は大きく変化した時代と言えます」と持論を述べ、「飛鳥・藤原」の世界遺産登録の重要性を述べました。

また質疑応答では、「世界遺産登録後は、明日香村として誇りを持ち、村に住んでもらう、経済活動をさらに活発化させていこうと考えています」と講演会を締めくくりました。