関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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2022年度関西大学学位記授与式を挙行

 千里山キャンパスで22日、2022年度関西大学学位(修士・専門職・博士)記授与式を挙行し、713人の修了生が誕生しました。

 前田裕学長は、「Googleの元CEOエリック・シュミットが新しい幹部を勧誘するときに言った『ロケットに乗らないかと誘われたら、どんな席か聞くもんじゃない。飛び乗るんだ』という言葉があります。この言葉から、自分のキャリアの確実性を求めることと、この機会を逃すことの意義について考えさせられます。もちろん事前の調査や綿密な計画は必要です。その上で、最後の一歩はロケットに乗る踏ん切りかも知れません。そして、いったんロケットに乗ったら、そのことを後悔してはいけません。そのときの自分の最善の判断であると信じることです。不確実なことだけは確実な社会にあって、関西大学は、挑戦するみなさんを応援し続けます」と激励の言葉を贈りました。

 午前の部(修士・専門職)の答辞である大下眞穂さん(心理学研究科)は、「この2年間はコロナ禍で研究が思うように進まないこともありました。それでも、みなさんから多くのご助言、ご助力をいただくことで、自身の研究に興味を持っていただけることの嬉しさや、さまざまな立場の方々と議論することの楽しさを知りました。この日を迎えることができたのは、ご指導、ご鞭撻を賜りました先生方、また研鑽し合った仲間、そして家族など、多くの方々のおかげです」と思い出を語りました。

 また午後の部(博士)の代表挨拶の大塚理加さん(社会安全研究科)は、「私は、高齢者の防災・減災の対策を博士論文にまとめました。この論文を執筆するうちに、これまでの自分の研究と向き合うとともに、今後の研究について考えていく貴重な時間となりました。また、私の研究は、関係する多くの方々からのご協力が必要となるので、論文をまとめていく過程で、調査にご協力いただいた多くの方々のお顔が浮かんでいました」と感謝の言葉を語りました。

  • 2022年度関西大学学位記授与式
  • 2022年度関西大学学位記授与式
  • 2022年度関西大学学位記授与式以上3枚は学位(修士・専門職)記授与式
  • 2022年度関西大学学位記授与式
  • 2022年度関西大学学位記授与式
  • 2022年度関西大学学位記授与式以上3枚は学位(博士)記授与式