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第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式を挙行

 千里山キャンパスで3月3日、本学が誇る偉大なるオリンピアン・大島鎌吉氏に由来する、第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式を執り行いました。

 本賞は、陸上三段跳びでロサンゼルスオリンピック(1932年)銅メダルを獲得するなど、スポーツ界において世界的に活躍した本学OBの故大島鎌吉氏の偉業を偲び、1988年に創設したスポーツ文化表彰です。

 本学学生の部では、関西学生長距離界の最速ランナーと謳われ、2022 年 9 月の日本インカレ10000m で日本人トップの成績を収めた亀田仁一路さん(社会安全学部3年次生)や、アメリカンフットボール「Japan U.S. Dream Bowl 2023」の全日本選抜に選出され、大学生唯一の試合出場を果たした溝口駿斗さん(商学部2年次生)、ハンドボール「第17回男子ジュニアアジア選手権」男子U21代表選手として優勝した羽渕晴一朗さん(総合情報学部2年次生)ら計 10人が受賞。団体としては、「第61回全日本学生なぎなた選手権大会」公開競技男子団体の部で優勝したなぎなた部が受賞しました。
 代表挨拶を務めた羽渕さんは「このような素晴らしい賞を受賞できたことをうれしく思います。これからも自分の理想に近づけるようお互いに頑張りましょう」と語りました。

 また、一般の部では、広く社会的なスポーツ文化の発展に貢献したとして、本学卒業生で大阪桐蔭高等学校 硬式野球部監督の西谷浩一氏(甲子園において歴代最多の春夏通算8度の優勝)に同賞を授与。西谷氏は「歴史ある賞をいただきありがたいです。在学中よりも卒業してからの方が強く関大に行ってよかったなと思います。生徒の指導をしていて思うのは、どんなスポーツでも、勉強でも、最後の最後で重要になってくるのは人間力です。どうか人とのつながりや時間を大切にして、多くの分野を学んで、人間力を高めてください」と大切にしてほしいことを学生に伝えました。

 授与式で前田裕学長は「大学スポーツはプロとは違い、勝敗だけでなく、互いを理解し協力することの大切さを学ぶ場として大きな役割を担っています。これからも関西大学での活動を通して自身の人格を高めるとともに楽しく仲良く活動をしてほしいです」と呼び掛けました。芝井敬司理事長は「大島氏はオリンピックとは平和と友情の祭典として一歩も揺るがしてはならないと強く述べていた方です。その人の名前がついている賞の受賞者として、スポーツが持つ平和と友情への思いを継いでこれからの人生を送っていただきたい」とエールを送りました。

  • 第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式
  • 第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式羽渕晴一朗さん
  • 第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式西谷浩一氏
  • 第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式西谷浩一氏と前田裕学長(右)
  • 第31回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式