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イノベイターズトークVol.24「本と人とをつなぐ仕事」を開催

  5月18日、イノベーション創生センターが「イノベイターズトークVol.24」を開催しました。本イベントは、学生の起業家マインドを醸成すべく、スタートアップ支援事業の一環として2017年度から実施し、ビジネスの第一線で活躍中の若手起業家が“イノベイター”として起業について語りました。

  今回は、梅⽥蔦屋書店の店⻑で、出版社「書肆汽⽔域」代表として活動する北⽥博充⽒が「本と人とをつなぐ仕事~パラレルキャリアとしての本屋~」をテーマに講演しました。

  北⽥⽒は、関⻄⼤学を卒業し、出版取次会社に⼊社後、本・雑貨・カフェの複合店を⽴ち上げます。その後、2016年に優れた文学作品でも絶版や単行本化されない作品も多いため、自分が売りたい本を自分でつくろうと思ったことから、ひとり出版社「書肆汽⽔域」を創設しました。

  「出版を第二の本業と位置づけることで、自分にしかできない面白い仕事、本当にやりたい仕事が実現できています」と北⽥氏はパラレルキャリアのメリットについて話し、「今後は本とは全く関係のない分野との掛け合わせにも挑み、本を読んだことのない人にも興味を持ってもらえるような新しい価値を生み出したい」と意気込みを語りました。

  最後に学生へ向けて「自身は大学に入るまであまり本を読んだことがなく、まさか本の仕事をすることになるとは思っていませんでした。みなさんも大学でたくさんの人やモノに出会ってください」とメッセージを贈りました。

イノベーション創生センターのウェブサイト
書肆汽水域のウェブサイト

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