第7回産学連携かちぞうzemi最終報告会を開催

  2月22日、第7回産学連携かちぞうゼミ最終報告会が開催されました。今年で7年目を迎えますが、初めてのオンライン開催になりました。
  産学連携かちぞうzemiは、一般社団法人そばくりラボ主催の「かちぞう企画」の一つで、産学連携で価値創造にチャレンジする実践的なPBL活動（PBL：Problem Based Learning）です。今年度は、本学商学部の2ゼミ5チームを含む、3大学6ゼミ12の学生チームが、12のパートナー事業者と協働して、新たな価値を生み出すプロジェクトに挑みました。

  学生チームは、昨年9月から2月にかけて、パートナー事業者の現場を理解して、課題の所在を見出し、その課題にアプローチして価値創造するための調査研究と提案活動を行いました。今回の最終報告会はその成果を報告し共有する場となりました。

  当日は、関西大学（原ゼミ・横山ゼミ）、京都産業大学（佐々木ゼミ・在間ゼミ・古村ゼミ）、関西学院大学（安田ゼミ）の学生、12のパートナー事業者、4人の審査員、オブザーバー参加者など総勢100人が参加。
  原ゼミは、株式会社ココウェルと組んだ「ココナッツを若者に：認知度向上と広報戦略」、株式会社Dreamsと組んだ「オンライン上でのポップコーン販売促進」、大阪商工信用金庫と組んだ「Our solution：地域のベストパートナーへ」の3プロジェクト、横山ゼミは株式会社B-Bridgeと組んだ「with Lapain」、三共精機株式会社と組んだ「一歩先の多様性」の2プロジェクトが報告しました。

  どのチームも伝えたい内容を12分という限られた時間に凝縮し、文献研究や実施調査を踏まえて、仮説検証しながらプロジェクトを進めてきた様子が分かる報告となりました。他のチームや審査員からの質疑応答も活発に繰り広げられました。本取り組みは来年度以降も継続することが決まっており、よりレベルの高い実践的PBL教育をめざすことになります。

産学連携かちぞうzemiの詳細（そばくりラボのウェブサイト）