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KU-ORCASが研究集会「日本におけるパブリックヒューマニティーズ/公共人文学の現在地」を開催

  11月12日、KU-ORCAS(関西大学アジア・オープン・リサーチセンター)がパブリックヒストリー研究会との共催でオンラインイベント「日本におけるパブリックヒューマニティーズ/公共人文学の現在地」を開催しました。

  KU-ORCASは、デジタルアーカイブを中心とした東アジア研究におけるデジタルヒューマニティーズの推進を目的として設立されました。それと同時に、KU-ORCASはその研究活動を通じて、関西大学における東アジア研究を研究者だけでなく一般市民に向けて発信し、関わることを事業目的として展開してきました。このような「パブリック」との関わりを重視する人文学の領域は、近年「パブリックヒューマニティーズ」として世界的な展開を見せています。

  このたびの研究集会では、各分野でパブリックヒューマニティーズを論じて実践している、東京大学の菅豊教授をはじめとする第一人者の研究が披露されました。日本におけるパブリックヒューマニティーズあるいは公共人文学がどのような現状にあるのか、その知見と課題を共有し、地域への知の還元などのこれからの人文学の在り方や枠組みの必要性を考える機会となりました。

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