春学期卒業式および学位（修士、博士、専門職）記授与式を挙行

  千里山キャンパスで17日、2021年度春学期卒業式および学位（修士、博士、専門職）記授与式を挙行しました。新型コロナウイルス感染拡大予防のため、参加者の手指消毒やマスク着用の徹底、室内換気などの対策がされての式となりました。

  式典では学部卒業生188人、大学院博士課程前期課程修了生25人、博士課程後期課程修了生11人、論文博士1人、専門職学位課程修了生2人に学位記を授与。

  前田裕学長は式辞で、「いつ何が起こっても不思議ではない時代に生きるみなさんには、社会的、経済的な基盤を維持するために、新たな知識や技術を学び続ける姿勢が求められるでしょう。
  家族や友人、あるいは立場にかかわらず交流が持てるネットワークも大切です。心を開いて話ができる誰かがいることは人生の厳しい局面において救いになるものです。同時に、ボランティア活動などで、社会に貢献する姿勢が必要です。
  経済的基盤、心の基盤、そして社会とのつながりを通して、一人ひとりが充実した人生を送ってください。これからが、みなさんの新たな始まりです」と門出の言葉を送りました。

  また、修了生を代表して末吉佐久子さん（東アジア文化研究科）は自身のこれまでの研究の道のりを振り返りつつ、指導教員はじめ支えてもらった方々へ感謝の言葉を述べ、今後の活動展望を力強く語りました。