2021年度関西大学入学式を挙行

   千里山キャンパスで1日、2021年度関西大学入学式を挙行しました。桜の花々が咲き誇るキャンパスで、総勢6,650人の新入生が新たな学生生活をスタートしました。

   今年度の式典は、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、式典会場には登壇者と来賓、代表学生が出席し、新入生は各学部が指定する教室に分かれて、式典の模様をインターネット（YouTube）で視聴する形式で行いました。

   前田裕学長は式辞で「オープンな心を持ち、失敗を恐れずに挑戦することを心がけてほしい。失敗を恐れて挑戦しない人もおられると思いますが、失敗はみなさんの人生を作っていきます。挑戦に代表されるように、絶えず自分を変えようとする努力は大切です。自分を変えようとすることは自分を大切にすること。自分を大切にすることは他人をも大切にすることです」と挑戦することの重要性を語りかけました。

   芝井敬司理事長はこれから始まる学生生活に向けて「大学で過ごす4年間の中でキャンパスで出会う人、そして学問や課外活動を通じてのさまざまな経験を糧に、頼りがいのある大人に成長していってください」とお祝いの言葉を贈りました。

   文学部に入学した中野佑紀さんは、「式典自体は映像中継の形だったけど、新たな友達や先生と直接会いたい思いが強かったので、それが叶って嬉しかった。海外留学も見据えながら英語の勉強をしっかりしていきたい」と抱負を語ってくれました。