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法政・明治・関西大学合同IRフォーラムを開催

  「3大学連携協力協定」を締結している法政大学、明治大学、関西大学が6日、合同IRフォーラム「コロナ禍におけるこれからの大学教育を考える」をオンラインで開催しました。

  コロナ禍での大学教育の在り方について、変革や工夫が求められた昨年、多くの大学は、学生の実態把握や教育改善の観点から調査を実施。本フォーラムでは、それらの調査結果から見えてきた課題に対して、前半は3大学の教職員がそれぞれの話題提供をしたのち、パネルディスカッション形式で意見交換を行いました。

  後半は、「コロナ禍における学生調査の結果から今後の大学教育を考える」をテーマに、複数のグループに分かれてワークショップを実施。各グループからは、「求められる大学教育は、授業の在り方だけではなく人格形成にも影響があり、コロナ禍で得た知見を生かすことが必要」「この先の教育の実現に向けて、多くの解決すべき課題を最終的にどのように評価するのか」「これまで行ってきたことの失敗事例の共有も大事」といった意見が出るなど、活発な議論が交わされました。

  最後に、閉会の挨拶として大津留智恵子副学長が「これまでもあった問題が、遠隔を経験することで顕在化した。それらにどのように対応するべきかなど、コロナ禍はさまざまなことを考える良い機会となった側面もある。また、大学教育は学問的な側面だけではなく、人間的な成長の側面もある。そういった多くのことを考えることができた今回のフォーラムは、今後も続けていきたい」と締めくくりました。

  • 関大合同IRフォーラム
  • 関大合同IRフォーラムパネルディスカッションの様子
  • 関大合同IRフォーラム大津留副学長