関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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商学部・陶山計介教授の最終講義を開催

  千里山キャンパスで1月23日、商学部・陶山計介教授の最終講義を開催しました。

  陶山教授は1982年に本学に着任してから、ブランド・マーケティング研究の第一人者として、39年間教育・研究に携わり、学外においては各省庁の主要公職も歴任。
  授業では「市場戦略」や「マーケティング・マネジメント」などの科目を担当し、"生きた"授業・ゼミを展開。600人を超えるゼミ生を送り出しました。また、各飲料メーカーの空き缶がずらりとコレクションされた個人研究室は、商学部の名物研究室としても知られていました。

  「ブランド:マーケティングの新たな地平と課題」と題した最終講義では、関西大学での教育・研究活動を振り返りながら、時代とともに進化してきたマーケティング、ブランドの概念、インターナルブランディング、地域ブランディング等について、事例やデータを交えながら講演。追究してきた専門分野の全体像を披露しました。
  最終講義においても、自身のモットーである「過去でもなく未来でもなく現在。それも現在進行形」に忠実に、"いま"に焦点を当てた講義内容を用意した陶山教授。AI・IoT化やコロナ禍の影響により、ニューノーマル時代に求められるビジネスや組織の変化、消費財やサービスをめぐる課題、企業・ブランドへの期待を提言し、学部生だけでなく各業界で活躍する教え子たちにもエールを送りました。

  最後に陶山教授は、在職中に出会ってきた人たちに感謝の気持ちを述べ、笑顔で壇上を後にしました。

  • 陶山教授
  • 陶山教授
  • 陶山教授
  • 陶山教授花束を贈呈するゼミ生