経済学部・樫原正澄教授が最終講義を実施

  千里山キャンパスで21日、経済学部・樫原正澄教授が最終講義を実施しました。

  樫原教授は1992年に本学へ着任し、「農業経済学」を中心に研究や講義を行ってきました。最終講義では、研究者になるまでの道のりやこれまでの研究成果、ゼミ活動などを振り返り、在職中に出会ってきた人たちへ感謝の気持ちを述べました。

  また、今後の農業経済への課題として「日本の農業の持続的な発展をどう図るか、さらには新たな流通システムを構築していく必要がある」と言及。続けて「市民が、地域の生活と生産の在り方を見直していくべき」など、自身の考えを語りました。

  最後に、「関西大学はとても良いところ。29年間苦労することなく過ごすことができ、幸せでした。学生のみなさんもこの環境を生かして頑張ってください」と締めくくりました。