関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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春学期留学生別科修了式を挙行

  南千里国際プラザで11日、2020年度春学期留学生別科修了式を挙行しました。当日は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、出席者のマスク着用や換気の徹底など十分な対策をとって執り行われました。

   芝井敬司学長は、修了生総代のブリアン・ソフィア・サユリさんに修了証書を渡し、式辞として、「新型コロナウイルスによる感染症により世界の多くの人々が苦しんでいる中、みなさんは自分の夢を忘れずに修了に向けて努力された。みなさんの努力に対して心から敬意を表したいと思う」と述べるとともに、100年前にスペインかぜが流行し世界で5000万人、日本でも45万人の死者が出たと言われていることに触れて、「世界は日常の歩みを取り戻して、日々前を向いてきた。必ず今を乗り越える日がやってくる。みなさんは夢を失わずに、目標をしっかりもってがんばってください」と、修了生たちに熱いエールを贈りました。
  また、北田伸治常務理事は祝辞として"雲外蒼天"という言葉を贈り、「人生には困難や試練が必ず訪れる。それを突き抜ければ明るい未来がくる。そう信じて今後も歩みを進めてほしい」と力強く述べました。

  ブリアン・ソフィア・サユリさんは、「入学したばかりの頃は、母国を離れ初めての海外での生活に、大きな不安を感じていた。同じ志をもつ多くの仲間と出会い、共に学び、助け合ううちに、充実した生活を送れるようになった」と学生生活を振り返り、「先生方にご協力いただき、留学の初心を忘れずに日本語能力の向上や異文化適応能力の醸成に努めることができた」と感謝の言葉で答辞を締めくくりました。
  修了生12人は留学生別科での経験と思い出を胸に、それぞれの新たな道へと歩みを進めます。

  • 2020年度春学期関西大学留学生別科修了式
  • 2020年度春学期関西大学留学生別科修了式
  • 2020年度春学期関西大学留学生別科修了式
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