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Webセミナー「イノベイターズトーク Vol.16」を開催

  6月24日、イノベーション創生センターが「イノベイターズトーク Vol.16」を開催しました。本トークイベントは、学生の起業家マインドを醸成すべく、スタートアップ支援事業の一環として2017年度から実施。ビジネスの第一線で活躍中の若手起業家を"イノベイター"として招聘し、働き方の選択肢の一つとして起業について語ります。

  16回目となる今回は、初めてWebセミナー形式で開催。株式会社タイミー代表取締役の小川嶺氏が、「20億円以上の資金調達に成功した学生起業家が考える『人生の時間の使い方』とは」をテーマにセミナーを行いました。小川氏は、立教大学経営学部在学中に起業し、現在では利用者が140万人を超えるすぐに働けてすぐにお金がもらえるスキマバイトアプリ「Timee」を運営しています。

  起業したきっかけについては、起業家だった曾祖父の後を継いだ祖父が亡くなったことで、人生の時間は有限だと実感したことを挙げました。
  そして大学1年次生のときに、5つの企業でインターンシップを経験。サービス大手企業での営業職の経験に触れ、「例えば営業職は売り込みが大変というイメージがあるかもしれないが、相手の課題を聞き、それを改善するための提案をするのが仕事であり、とても勉強になった。常にしっかりと目的意識をもって、経験をどう活かすかを意識して取り組むことが大切。また、関西大学には起業セミナーの開催や資金面の援助など、いろいろ応援してくれる環境があるので利用しない手はない」と語りました。

  セミナーには約50人の学生が参加。小川氏は、事前に学生から寄せられた20以上の質問に丁寧に回答するとともに、チャット形式のセッションでは学生と積極的な意見交換が行われました。「事業のアイデアはどのようにして生まれたか」という質問に対しては、「Timeeのようなアプリを自分がほしいと思ったから。ずっと派遣でアルバイトをしていると、派遣登録や面接に行ったりしなければならず、すべてがアプリで完結できたらいいなと思っていた。自分がどれくらい本気でほしいと思うか。実は、これがすごく重要」と力強く語り、質問が途切れることがない中、セミナーは終了しました。

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