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TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで3月6日、本学が誇る偉大なるオリンピアン・大島鎌吉氏に由来する、第28回「関西大学体育振興大島鎌吉スポーツ文化賞」授与式を執り行いました。
本賞は、陸上三段跳びでロサンゼルスオリンピック(1932年)銅メダルを獲得するなど、スポーツ界において世界的に活躍した本学OBの故大島鎌吉氏の偉業を偲び、1988年に創設したスポーツ文化表彰です。
今年度は「広く社会的なスポーツ文化の発展に貢献し、顕著な実績を残した個人」として、体育会野球部OBの山口高志氏に同賞を授与。山口氏は授与式で、「楽しく充実した時間を過ごすことができました。本賞の理念を実現するような野球部にするために明日からも後輩たちとともに努力していきたい」と語りました。
本学学生の部では、すでに東京オリンピックの代表に内定しているセーリングの髙野芹奈さんをはじめ、陸上100mで学生歴代7位の10秒12を記録した坂井隆一郎さん、デフテニス世界選手権で優勝した喜多美結さんら計21人が受賞。団体の部では、全国規模の大会で優秀な成績を収めたアイススケート部、拳法部、野球部の3団体が受賞しました。
また今回から、体育会に所属していない学生も表彰対象として拡大し、バトントワーリング世界大会で優勝した畑森美玖さん・古野宏汰さんペアや、ICUチアリーディング世界選手権大会の優勝チームメンバー(鬼丸辰也さん、平俊哉さん、吉野明里さん)、全日本モトクロス選手権で優勝した久保まなさん、ASTCトライアスロンアジアカップで3位入賞した内田弦大さんにも同賞を授与しました。
授与式で芝井敬司学長は、大島鎌吉氏の2つの言葉「スポーツの敵は敵ではなく、自分の潜在能力を引き出してくれる得がたい友である」「伝統は先輩から教わるものではなく、日々の練習の積み重ねでみずから築くものである」を紹介し、学生らへエールを送りました。池内啓三理事長は、東京2020大会のビジョン「スポーツには世界と未来を変える力がある」をとりあげ、「本学から今後も一人でも多くの選手が出場することを願っています」と激励しました。
受賞者代表として登壇した体育会拳法部の岡本敦美さんは「素晴らしい同期や後輩に恵まれ、大きな舞台で良い結果を残せたことをとても嬉しく思います」と受賞の喜びを語りました。
拳法部・岡本敦美さん
山口高志氏
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