関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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2019年度学長奨励表彰授与式を挙行しました。

  千里山キャンパスで16日、2019年度学長奨励表彰授与式を挙行し、各学部長・研究科長・学生センター所長の推薦を受けた4人の学生および3団体の多様な活動を称えました。

  2016年度に創設した本表彰制度は、本学在学生の文化・学術・スポーツ・社会活動において、他の学生の模範となり、さらなる活躍が期待される個人または団体を奨励するものです。

  授与式の冒頭で、芝井学長は「みなさんがやってきたことは非常に立派なこと。みなさんのような学生が本学に沢山いることを誇らしく思います。人生は長い。これをきっかけに高みをめざして頑張ってください。本当におめでとうございます」とメッセージを贈りました。

【2019年度学長奨励表彰受賞者】  ※敬称略
・岡本 敦美(文学部4年次生)
表彰理由:「第35回全日本学生拳法個人選手権大会」で優勝、「第64回全日本学生拳法選手権大会(団体戦)」では団体優勝を収め、最優秀選手賞に選出。活躍の様子は、NHK「ニュースほっと関西」の特集でも取り上げられた。

・小玉 紗瑛(文学部3年次生)
表彰理由:日本ギター協会主催「第46回日本ギターコンクール」で大学生部門金賞と協会賞をダブル受賞。クラシックギターコンクールのなかでも有数の歴史あるコンクール「第43回ギター音楽大賞」においても大賞部門2位の成績を収めるなど、プロギタリストを輩出している数々のコンクールで賞を受賞している。

・猿渡 ちひろ(化学生命工学部4年次生)
表彰理由:サンゴ礁再生に関する研究を進めており、特別研究の一環として「QCMを利用したサンゴと再生足場の界面解析」「サンゴからのポリプの分離」について取り組んでいる。学会や研究会でも積極的に発表しており、医療材料に関する研究会では最優秀ポスター賞を受賞。また、ボランティア活動として、与論島の小学生を対象としたサンゴ教室では講師を務めている。これらの活動が海洋建設会社の目に留まり、本技術に関する研究所が与論島に設置される予定である。

・加藤 佑紀(大学院理工学研究科博士課程前期課程2年次生 )
表彰理由:物質間の相溶性評価のためにHSP(Hansen Solubility Parameter)を用いた新しい測定方法の開発に成功。機能性材料の相溶性評価方法を関西大学HSP技術として発表。また、多くの企業との共同研究も進めており、APCChE 2019 The 18th Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering CongressにおいてExcellent Poster Award APCChE 2019を獲得するなど、国内外を問わず数々の学会で賞を受賞した。

・井上 典子教授研究室(外国語学部)
表彰理由:堺市からの補助金を受け、堺市観光案内の英語版を作成。万博記念公園協会にもその活動が評価され、同公園の英語版ガイドも作成し、外国人観光客集客の活性化に尽力した。

・安部 誠治教授研究室(社会安全学部)
表彰理由:公益財団法人 関西交通経済研究センター主催「平成30年度懸賞論文」(若手研究者や大学院生が応募する質の高い懸賞論文制度)で最優秀賞を受賞。
※論文名:『訪日外国人のレンタカー利用と事故防止の課題』

・近藤 誠司准教授研究室(社会安全学部)
表彰理由:全国100校以上が参加する「ぼうさい甲子園」でグランプリ(全部門のなかでの最優秀賞)を獲得、本学地域連携センター主催「<地域で活躍する若い力>奨励賞」で最優秀賞と優秀賞をダブル受賞。また、連携協定を結んでいる津田塾大学との交流ゼミナールや、武庫川女子大学での防災講演会を実施した。

  • 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 芝井敬司学長 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 岡本 敦美さん(文学部4年次生) 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 小玉 紗瑛(文学部3年次生)さん 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 井上 典子教授研究室 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 安部 誠治教授研究室 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 近藤 誠司准教授研究室 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 猿渡 ちひろさん(化学生命工学部4年次生) 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行 加藤 佑紀さん(大学院理工学研究科博士課程前期課程2年次生 ) 2019年度 学長奨励表彰授与式を挙行