KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで1月9日、商学部が広浦康勝客員教授(ハウス食品グループ本社株式会社専務取締役、ハウスウェルネスフーズ株式会社代表取締役社長)による講演会「お客様起点の経営とマーケティング」を開催しました。
講演テーマについて広浦氏は、「マーケティングは理論では難しくはないが、使いこなすことは非常に難しい。だから、奥が深く楽しいのではないかと思う」と語り、 お客様をどうのように理解するか、また理解するのがどれほど大切か、マーケティングリサーチとブランドづくりについて自社の事例を挙げながら説明しました。
つづけて、「ブランドの定義は信頼できること。一度うまれたブランドはメーカーのものではなく消費者のものというのが大きなポイントだ」と話し、ハウス食品のロングヒットブランド「バーモントカレー」や「ウコンの力」などを紹介しながら、いかに強いブランドを作っていくか、継続した取り組みがマーケティング上の大きな課題だと話しました。
最後に、「これからコミュニケーション力が非常に重要になってくる。コミュニケーションの目的は、自分を理解してもらい、相手を理解すること。就職活動では、どんな会社に入るかではなく、どんな職に就いてどういう風に社会貢献をしていくかを考えることが必要。技術やキャリアと共に、お客様のために役に立つ考え方を身に付けて就職に臨んでほしい」と学生たちにエールを送りました。
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