関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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スカイマークとの合同社会実験。学生が考案したサービスを神戸空港で成果検証しました。

  11日、航空業界に関心を抱く学生らが、授業で考案した事業アイデアの有用性を検証すべく、神戸空港で社会実験を行いました。

  本取組みは、春学期開講のPBL授業「プロジェクト学習(航空業界を知る)」の延長として、受講した学生たちが自主的に取り組んだ活動です。今回、顧客満足度の向上をめざすサービスとして、2つの事業アイデアがスカイマーク株式会社に評価され、実証実験に至りました。

  実証実験当日。スカイマーク株式会社の全面協力のもと、憧れの制服を身に纏い「身が引き締まる」と笑顔で意気込みを語ったのは、外国語学部3年次生の渡邊真子さん。渡邊さんのグループは「手に取ってもらいやすい機内誌」をテーマに掲げ、POP広報戦略としてスカイマークの飛行機の形をベースにしたかわいらしいしおりを作成。「こだわったのは何よりもビジュアル。利用客にファミリー層が多いところに着目し、お子様の興味を惹くことを第一の狙いとした。ビジネスでの利用であったとしても、帰宅後のお子様へのプレゼントとして活用してもらうこともできるのでは」と期待を込めました。結果として、実際にしおり付きの機内誌の方が手に取ってもらいやすいという数字も取れ、活動後は満面の笑顔をみせました。

  もう一方のグループは、「搭乗前の待ち時間のストレス軽減」をテーマに、上空で耳が痛くなったときの「耳抜き」の方法などのお役立ち情報を掲載したポケットティッシュを配布するCS向上戦略を考案。中身は保湿ティッシュを採用、パッケージの素材にもこだわり「高級感」を表現し、出発ロビーで約3,000個のティッシュをお客様に配布しました。考案した商学部3年次生の堀田小百合さんは、「機体の翼に描かれているハートの柄もスカイマーク機の特長。トレードマークとしてPRしたかったのでティッシュのデザインはその部分をメインにした」とさらなるポイントを語ってくれました。

  参加した6人の学生らは、口を揃えて「自分たちのアイデアがこうして形になっていることが本当にうれしい。授業を飛び越えて、自分たちを動かしたのは、やってみたいという素直な気持ち。何よりも楽しかった。素人である私たち学生の意見を大事にしてくれたスカイマークのみなさんに感謝したい」と活動を振り返りました。

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