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関西大学・大阪体育大学合同シンポジウム「大学スポーツとオリンピック・パラリンピックの精神」を開催しました。

  千里山キャンパスで11月30日、「大学スポーツとオリンピック・パラリンピックの精神」を開催しました。

  第1部では、一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)専務理事で仙台大学教授の池田敦司氏が、「大学スポーツの展望とUNIVASの役割」をテーマに講演。池田氏は、大学スポーツの歴史的貢献度を切り口に、大学で隆盛を極めたスポーツがその後、企業スポーツやプロ化に繋がっていると説明しました。その後、「大学スポーツの低迷とともに価値が下がった時期がありましたが、これからは大学を取り巻くインフラを一層整備して、将来の大学スポーツを支援していくことがUNIVASの役目である」と意気込みを語りました。

  第2部は、学生アスリート4人による学生対談「大学生アスリートにとっての勉強とスポーツ」を行いました。登壇者は、関西大学から坂井隆一郎さん(人間健康学部4年次生、陸上100m)、田上陽菜さん(文学部3年次生、陸上三段跳び)の2人、大阪体育大学からは坂本達哉さん(大学院1年次生、やり投げ)、福岡歩さん(4年次生、なぎなた)の2人。司会者から、スポーツとの出会いやその魅力、学業との両立方法、またUNIVASに望むところなどの質問があり、各自の思いを披露しました。

  第3部はオリンピック・パラリンピック出場経験者3人をゲストに迎え、パネルディスカッションが行われました。政策創造学部の白石真澄教授の司会で、赤星憲広氏(関西大学客員教授、野球)、巽樹理氏(追手門学院大学准教授、アーティスティックスイミング)、和田伸也氏(本学卒業生、長瀬産業株式会社、陸上)、涌井忠昭氏(人間健康学部長)の4人が、「オリンピック・パラリンピックの精神」をテーマに討論を行い、来場者は熱心に耳を傾けました。

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