KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで13日、イノベーション創生センターが「イノベイターズトーク Vol.15」を開催しました。本イベントは、学生の起業家マインドの醸成を目的に2017年度から実施しているもので、ビジネスの第一線で活躍中の若手起業家を"イノベイター"として招聘し、働き方の選択肢の一つとして起業について伝えています。15回目となる今回は、株式会社グルメストーリー代表取締役の鈴木信輝氏を迎え、「世界中をおいしく、笑顔に!」をテーマに実施しました。
鈴木氏は2006年に本学社会学部を卒業した後、証券会社で営業職としての勤務を経て2009年に起業。学生時代にいろいろな感性に触れたいと考え、バックパッカーとして多くの国を旅して歩いた鈴木氏は、人生のターニングポイントとして「現地で体調を崩した友人のために買った栄養ドリンクが、2年後に日本で発売された。もし、この商品をその時自分が輸入していたら、私が日本の代理店1号になっていたかもしれない」というタイでのエピソードを披露しました。
また、起業したきっかけについて「証券会社に入社したのは将来起業することを見据えてのこと。営業職では新規顧客開拓の連続だったが、度胸と根性が身に付くと同時に、自分の個性を生かして人とちがうことをすることが、大きな成果を生み出すことを学んだ。そんな時、仕事を通じて出会った飲食店のオーナーシェフとの縁がきっかけで起業することを決めた」と語りました。
現在、自社製品のハラル調味料をアラブ首長国連邦のドバイを中心に販売しており、東京オリンピック・パラリンピックやドバイ万博、大阪万博に向けて新たな仕掛けを進行中。「いつか世界中どこにでも置いてあるような万能調味料を開発し、普及させていきたい」と今後の展望を力強く語りました。
最後に、「夢は口にした瞬間から叶い始める。やりたいことがあったらどんどん言ってみるといい。意外と回りの人がそのことに詳しくて、アドバイスをくれたりする。そして、道は動いた後ろにできるもの。考えすぎず、興味があることにはどんどん挑戦してください。みなさんにも自分の道を歩いていってほしい」とメッセージを送りました。
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