外国語学部創設10周年記念講演会を開催しました。

   千里山キャンパスで11日に、外国語学部創設10周年記念講演会を開催しました。    外国語学部は、「外国語」を切り口に時代と社会に向き合い、国際社会のフロントランナーとなりうる「外国語のプロフェッショナル」を育成すべく、2009年に創設されました。

   講演会では、アンディ・ガオ氏（サウスウェールズ大学（オーストラリア））が、「ことばの学びを通して人生の可能性を広げる（Open new doors in life through learning languages）」をテーマに講演しました。母語である中国語のほかに、北京語、香港語、英語、日本語の4つの言語を使いこなせるガオ氏は、自身の言語学習体験から母語以外の言語を通して得た経験や価値観について語りました。また、母語以外の言語を使いこなせることが、自身のキャリアや人生にどれほどの影響を与えたか等、実体験を交えながら説明しました。

   質疑応答では学生らから、「言語学習では自分自身をどのようにやる気にしていたか」や「言語学習のプロセスと結果のどちらに重きをおくことが大切だと思うか」などの質問が投げかけられました。講演会に参加した学生は「ガオ氏の成功体験だけではなく、失敗体験も聞くことができ、より身近な感覚で話を聞けて良かった」と感想を述べました。講演会には200人を超える学部生や研究科生、卒業生などが参加し、盛会のうちに終了しました。