英語を楽しみながらスキルアップするプログラム「KUICC」を実施しました。

  千里山キャンパスおよび飛鳥文化研究所で9日から14日までの期間、英語を楽しみながらスキルアップするプログラム「KU Intensive Communication Camp（KUICC）」を実施しました。   本講座は、昨年度まで「集中コミュニケーション講座」として開講していましたが、今年度から"General Englishコース"と"Advanced Englishコース"の2コースを設けてリニューアルしました。

   国内で気軽に留学を体験できる"General Englishコース"は、英語ネイティブ特任外国語講師が6日間にわたって行う少人数レッスンで、ゲームや合唱コンテストなどを通して、英語を楽しみながら学べます。また最後の2日間は、本学のセミナーハウス・飛鳥文化研究所にて合宿を行い、朝から晩まで食事も休憩の際も仲間と共に英語漬けの時間を過ごします。外国語学部のサイモン・Ｗ.コーネリアス講師の授業では、「日本と海外の文化の違いを実感する」というテーマで、ペアワークを行いました。
  一方、英語のスキルアップを目指す"Advanced Englishコース"では、"General Englishコース"よりもさらに少人数で学ぶ5日間のレッスンで、外国企業の採用情報の検索や自己PR動画の作成、スカイプを使用した英語の面接練習のような実践的な内容に加えて、映画評論などのレッスンも行いました。

  受講した社会安全学部1年次生の学生は「大学に入学したら、積極的に何かの活動に参加しないと何も始まらない。友達を誘って参加し、コミュニティを広げたいと思った。この講座は授業とは違った雰囲気で、まるで留学しているみたいでおもしろかった」、また商学部1年次生の学生は「この講座に参加する前は英語に対する苦手意識があったが、意外と自分の英語が伝わることが分かった。ネイティブ英語と日本人特有の訛り英語の発音の違いを学ぶ授業が印象的だった」とそれぞれ感想を語りました。

  講座を担当したサイモン講師は、「日本の学生は外国人と交流する機会が少ないのが現状。授業とは違い、リラックスしながら教員と交流して、英語に親しめるのが魅力です。英語力を高めるだけでなく、他学部の学生とも仲良くなれるので気軽に参加してほしい」と学生に笑顔で本講座への参加を呼びかけました。

  本学では、留学生との交流スペース"Mi-room"や各種イベント、講座を通して語学力の向上をサポートしています。本講座は来年2月にも開催を予定しています。学生のみなさんは奮って参加してください。