関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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博物館で実習実践研修会を開催しました。

  千里山キャンパスで6月29日、本年度第2回目の「博物館実習実践研修会」を開催しました。   この研修会は学芸員が扱うさまざまな資料の取り扱いを実践的に学ぶことができる内容で、今回は学芸員を希望する学生や既に学芸員として活躍している方だけでなく、一般の方も含め25人が参加しました。

  当日は「土器圧痕(あっこん)研修」というテーマで、土器圧痕法の最新の成果を発表するとともに、土器の中に残るタネやムシの圧痕を探し出す「圧痕レプリカ法」を紹介。講師の熊本大学大学院の小畑弘己教授は、「これまで縄文土器からダイズの他、アズキやヒエなどの穀物、コクゾウムシなどの昆虫類の圧痕も見つけることができました。中には、一つの土器の中に数百点もの圧痕が確認できた資料があることから、これらは縄文人が意図的に残したものである可能性が考えられます。まだまだこのような圧痕が残された土器がみつかるはずです」と述べました。

  • 博物館実践研修会

    博物館実践研修会

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    博物館実践研修会

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