ピア・コミュニティ「スキルアップ講座」を開催しました。

    本学では、学生が学生を支援するピア・サポート活動を、教職員のバックアップのもと実践しています。ピア・コミュニティは、ピア・サポート活動を実践する小集団で、学生同士の支援・学び合いを実施するべく2008年に発足。「国際」「スポーツ」「図書」「IT」「イベント企画」「悩み相談」など、多分野にわたる活動を展開してきました。

    「スキルアップ講座」は、より多角的で質の高い活動を行うための、アドバンストなスキル・知識等の習得ならびに、ピア・サポータとしての意識を高め、ピア・コミュニティの継承を行う人材を育成することを目的に行っています。2019年度の春学期には全4回の講座を実施し、最終回を6月28日に千里山キャンパスで開催しました。

   今回は、ピア・コミュニティの一つである「学生PRチームSUGaO」のアドバイザー・越前屋俵太氏（総合情報学部特別任用教授）が、「自分の中にある常識をぶっ壊せ！～リフレーミングという手法～」をテーマに講演を行いました。「我々には常に思い込みがあり、視野が狭くなる傾向がある。そんな固定概念をなくして、いろいろな角度から物事を見ることの大切さを理解するには、固い頭を柔らかくする必要がある。それが"リフレーミング"。その方法として、物事を面白がることで行動が変わる"ファンセオリー"や"見立て"がある」と自身の経験をもとに解説しました。

   また、自身の出演番組『探偵ナイトスクープ』の過去の映像を紹介しながら、番組制作への情熱やこだわりにもふれ、「これまでのキャリア形成には振り返れば多くの"リフレーミング"が大きく影響している」と振り返りました。越前屋氏のユニークなトークに参加者は魅了され、会場には絶えず笑いが起こりました。