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TOPICS日常の出来事
千里山キャンパス総合図書館で4月25日、学術データベース「SciFinder講習会」を実施しました。物質科学分野の世界標準検索ツールであるSciFinder(サイファインダー)は、化学・医薬・生化学・物理・工学といった幅広い分野の文献・化学物質や反応情報などを収録し、本学でも年間のべ5万人以上が利用しています。
本日の講習会には約140人の学生が参加。冒頭、講師の千葉康広氏(化学情報協会)から「SciFinderは世界中の企業や多くの大学の理系主要学部で利用されています。化学分野の研究職として就職する学生について、このデータベースを使えるものと企業がみなしている傾向が高くなっています」とし、学生は気を引き締めて聞き入りました。その後は、SciFinderの利用登録方法、概要説明、研究トピックからの文献検索、構造検索・反応検索の方法について、実習を通じて学びました。
実習をサポートした化学生命工学部の西山豊教授は「データベース等はうまく使ってこそ、研究にスピード感が生まれる。SciFinderは論文検索だけでなく、先行研究や実験手法の調査にも役立つので、この機会にしっかり学んでほしい」と述べました。
図書館ではレポートや論文の作成、ゼミでの発表の準備などに役立つ各種データベースを提供しています。また、図書館の利用方法や資料・情報の探し方、データベースの使い方に関する講習会も開催しています。学生のみなさんは、大いに大学図書館を活用してください。
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