KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで22日、イノベーション創生センターが「イノベイターズトーク Vol.12」を開催しました。本トークイベントは、学生の起業家マインドを醸成すべく、スタートアップ支援事業の一環として2017年度から実施。ビジネスの第一線で活躍中の若手起業家を"イノベイター"として招聘し、働き方の選択肢の一つとして起業について伝えています。
12回目の今回は、akippa株式会社代表取締役社長CEOの金谷元気氏を講師として、「経験・資金・人脈ゼロの19歳からのチャレンジ~僕が24億円を集め、会員100万人のアプリをつくった方法~」をテーマに開催しました。今や大手企業がこぞって出資する大阪発のベンチャー企業akippa。駐車場シェアリングサービスという独創的な事業を立ち上げた金谷氏は、本イベントで「akippa」のビジネルモデル、起業前の自身のストーリーを紹介しました。
幼少期からプロサッカー選手をめざしていた金谷氏は、プロサッカーチームの練習生時代、生活に困窮したことで商売に目覚め、個人事業を開始。サッカー引退と同時に、携帯電話の営業や求人広告事業を行う合同会社を創業し、東京にオフィスを構えるまでに成長させます。しかし事業不振をきっかけに、事業内容を見直し、世の中のためになるものへと方針転換。「"なくてはならぬ"をつくる」を経営理念として掲げ、社員全員で考え生み出した、駐車場予約アプリ「akippa」をリリースしました。革新的な「akippa」は各種メディアで取り上げられ、登録会員数は120万人まで成長。大手参入後も圧倒的な利用者基盤で市場シェアを維持し、シェアゲートの開発や、渋滞解消のツールとして自治体・企業と提携するなど、"困りごと解決企業"として業界を牽引しています。
学生からの質疑応答で金谷氏は、「イノベーションを起こすためには、仕組みや常識すべてを疑うこと」「コミュニケーションから逃げないこと」「アイデアを実行する力が大切」とメッセージを送りました。
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